声なき声を地球の表側に。

はじめまして。

静岡文化芸術大学の渡部清花(わたなべさやか)です。

富士山の麓に住んでいます。

大学は6年目(!?) で、開発と人権を学んでいます。
初回、簡単な自己紹介をさせていただきますね。

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大学時代は休学をして2年弱、

バングラデシュの先住民族が暮らす「チッタゴン丘陵地帯」という地域に滞在していました。

そこは18年前まで、文字どおり紛争地でした。

そして「平和」になったはずの今も、実は見えない紛争地です。

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(縁側で水タバコをふかすチャクマ民族のおじさん)

 

大学生になり、インド、ケニア、スリランカなどアジア・アフリカ諸国に赴く中で、
7歳のとき初めて訪れたバングラデシュを再び訪れる機会がありました。

紛争が終わったはずの美しい先住民族の村での滞在最終日に、
入植者と先住民族の衝突、負傷者、戒厳令、集会禁止令、交通封鎖、軍のコントロールを目の当たりにして、
和平協定が調印されても今なお続く緊張関係を知りました。

 

『チッタゴン丘陵地帯』
リトルチベットと言われるそこは今もまだ、そんな外から見えない紛争地でした。

「存在を認められない人々が存在するとき、国際社会が果たす役割とはなんだろう?」

「消される中からの声があるのに、外の人はなにもできないのだろうか?」

そんな疑問と一緒に飛行機に乗り日本に戻り、
大使館やJICAも政治的に働きかけできない地域だと知ったので、

「それなら自分でやるしかないか!」と思い、
大学3年のとき「ちぇれめいえproject」を仲間と設立し駐在員として1年間駐在することにしました。

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(奨学金支援をしている子どもたち)

 

現地のNGOと一緒に先住民族の子どもたちの教育支援、

若者グループとの協働で現金収入創出プロジェクトをしています。

そのあと、なんで10年も国連がこの地にいるのに平和にならないんだろう?と思い、
今度は違う角度で同じ問題を見るために、
同じ地域にあるUNDP(国連開発計画)の平和構築プロジェクトでインターンをしました。

 

お寺に居候させてもらいながら、井戸で水浴びしながら過ごし、
そんなサバイバルをしているうちに、文字を使わない先住民族語を操れるようになりました。

正当な理由なしに弾圧される・差別される側の人々と一緒に暮らしていると、
いかに今まで自分がマジョリティであったかを思い知る瞬間に直面するものです。

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わたしの夢は「声なき声が、地球の表側に届く社会にすること」。

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見えなくされている・閉じられた社会に風穴を開けたいと思っています。

バングラデシュのこの地域だけでなく、埋もれた声なき声が地球の表側に出てくるには?

風穴を開け、外の人々の関心を生み出すことが必要です。

その交差点を生み出したいと考えています。

 

せっかくTobiraという素敵なメディアのライターとなったので、
異なる人が暮らしやすい世界を一緒に考えられる、

そんな仲間と出会えたらいいなと思っています。

きっとそこにはいろんなアプローチがあるから。

この記事を書いた人

渡部 清花

静岡文化芸術大学6年生。専攻は開発と人権。大学3年の時、バングラデシュのチッタゴン丘陵地帯、外から見えない紛争地に出会う。仲間と設立した先住民族の子どもたちの教育支援NGO「ちぇれめいえproject」の駐在員として1年間休学し、村の寄宿舎学校に滞在。現地の若者団体と共に事業を始める。その後、トビタテ!留学JAPANの支援を受けて、UNDP(国連開発計画)現地事務所でインターンとして平和構築のプロジェクトに半年間携わった。夢は「声なき声を地球の表側に」。地元の浜松市ではLove & Peace MISICパレードを毎月開催中。本質はきっと海外でも日本でも同じ。“本当の平和への糸口”を探し続ける。