ことばのつながり

みなさんこんにちは。はじめまして。

こちら、特に何ということのない大学生の大塚と申します。

 

早速自己紹介を、と言いたいところですが、自己紹介っていうのは、人の目を見てするんだよ、と昔『えらいひと』が言っていた気がします。

残念ですが、これを読むみなさんの目を見ることはわたしにはできません…。

ということで、信じられないことに自己紹介は特になしとします。

 

ちなみにこの『えらいひと』とは架空の人物です。これを使っておけば大体みんな納得してくれます。便利ですね。

 

人間、自己紹介をしないくらいがちょうどいいのだと信じてやみません。

だって、謎が多い方がステキだと思いませんか?

 

 

 

さてさて、今回お話するのはことばのお話です。

ボキャブラリーとはなんなのでしょう。

 

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底力、ということばがあります。

 

なにかのおりにこのことばの意味をインターネットで調べたときに、おもしろいものを見つけました。
今回はそのお話をしたいと思います。

 

みなさんは皿ボルトというものをご存知でしょうか?

皿ボルトというのは、ねじの一種で、打ち込んだ時に頭の部分が出っ張らないタイプのねじを指すようです。

 

調べてみても、とくになんということないボルトの説明が出てくるかと思います。

 

さて、ことばというのは不思議なもので、この「底力」ということばと、「皿ボルト」ということばは、一見まったく関係がないようで、すこーしだけ関係があります。

 

さきほどのところで皿ボルトが気になった方は、インターネットで皿ボルト、と検索したかもしれません。

では続けてそのページで、底力、と調べてみてください。

 

どこのサイトかは伏せます。ご自分で探してみてください。

とある辞書サイトでは、この「底力」ということばの関連語に「皿ボルト」という単語が出てくるのです。

 

はじめ、それを見たわたしは目が点になりました。は?ボルト?
いやはや、まったく意味がわかりませんでした。

そう思ったわたしは、それぞれのことばを調べることにしました。

 

「底力」と書いて「皿ボルト」と読む。
その心は、「どちらも普段表にでない」!

 

二つのことばを調べて得心しました。

と同時に、たいへん興味深く感じました。なるほど、うまい、と。

 

このことがあって以来、ことばに敏感になりました。

もともとことば遊びは好きでしたので、なにか気になることばを辞書で調べるときは、類語や対義語も見るようになりました。

 

プレゼンテーションが苦手、レポートを書くのが苦手、という人は、学生にはきっと一定数いるのではないかな、と思います。

そういう方はおそらく、ことばに対する関心がないのではないでしょうか。

 

興味を持ってあげないから、あなたがしゃべったり書いたりするときに、拗ねたことばたちがあなたを振り回しているんじゃないかな、と思います。

 

『ボキャ貧』という表現があります。

それはなにも、教養がどうだとか、偏差値がどうだとか、そういう話ではありません。

 

ことばに対する興味の差です。

 

なんでもいいので、ひとつ思い浮かんだ単語を調べてみてください。

そこから類語や、対義語、はたまた例文でもいいでしょう。そういったものを見てください。

 

「底力」にとっての「皿ボルト」のようなつながりが、そのことばにはきっと隠れています。

 

 

この記事を書いた人

大塚 千明

なんの変哲もない大学生です。 暇な時間をどうすごせるかにその人のセンスがかかってると思ってるタイプ。 ステキなこと、おもしろいこと、たのしいことがすきです。 大事にしていることばは「人生が想像通りになるほど、人の想像力は豊かではない」