2分でわかる!「夫婦同姓規定の合憲判決」について。


【目次】

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・今回の訴訟の内容

・夫婦別性が否定されたわけではない

・これからの展望

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【今回の訴訟の内容】

 

 

今回の訴訟では、

夫婦は同じ名字でないといけないとする民法の夫婦同姓の規定について

「婚姻の自由などを保障した憲法に違反する」として国が訴えられた、というものです。

 

最高裁の結果は「夫婦同姓の規定は憲法に違反しない(つまり合憲)」となり、

夫婦同姓の規定は事実上認められたということになりました。

 

 

【夫婦別性が否定されたわけではない】

 

 

ここは勘違いされてる方もいらっしゃるんですが、

「夫婦同姓が合憲であること」と「夫婦別性が認められない」ということは

イコールの関係ではありません。

 

今回の裁判は簡単にまとめると、

原告「夫婦同姓って違憲じゃないですか?」

最高裁「夫婦同姓は違憲じゃないよ」

というものなので、言及されているのは「夫婦同姓が憲法違反かどうか」というところなのです。

 

なので、これから夫婦同姓が続く可能性もありますし

もちろんどこかで夫婦別性に制度が変わる可能性も残っているということです。

 

Diet_of_Japan_Kokkai_2009

 

 

【今後の展望】

 

 

「夫婦別姓については国会で論じられるべきである」

という言葉が裁判長から出たように、夫婦同姓の制度に問題があることは

司法としても同意見のようです。

 

これを踏まえて、

与党である自民党内からも選択制夫婦別姓制度についての議論を求める声が上がるなど

各政党で選択制夫婦別姓制度についての動きが始まりつつあります。

 

将来的には法改正で本当に選択制夫婦別姓制度が実現するかもしれませんね。

 

皆さんは、この制度について、夫婦の姓のあり方についてどう思いますか?

政党によって色々と意見が違うので、参院選までに色々調べてみると面白いかもしれませんね。

 

この記事を書いた人

小西 裕真

小西裕真(こにしゆうま) 1993年11月2日、兵庫県伊丹市生まれ。同志社大学法学部政治学科4年。 受験生のときに大阪W選挙を見て衝撃を受け政治に関心を持つようになる。 1年生の夏休みに議員インターンシップに参加し、地元である伊丹市の議員と共に活動。政治の現場を知るとともに、同時に大学生活の過ごし方について考える。 2年生から「若者と政治をつなげる」団体であるNPO法人ドットジェイピーに参加し、議員インターンシップの運営を行う。3年生のときには関西支部の代表を務めた。2016年4月からは東京のIT系企業に就職。 政治の中だと特に若者の政治参加について、キャリア面だと就職活動のあり方や大学生活の過ごし方などに関心が強い。